ハートの軌跡 〜インナーチャイルドと共に〜

私のインナーチャイルドとの癒しのプロセスを綴っていきます

痛みは世代間連鎖する

前回から時間が経ってしまいましたが、

今回も前回の続きを綴っていこうと思います。

 

私はいわゆる「機能不全家族」といわれる家庭で育ってきました。

とはいえ一見端から見れば、特に大きな問題もなさそうな

普通の家庭に映っていたと思います。

 

機能不全家族とは、本人が意識的に気づいている、いないに関わらず、

何らかのストレスが日常的に存在している家族状態で、

主に親やそのような立ち位置にいる大人から子どもへの様々な関わり方

(虐待やネグレクト等)が家庭内にあることが要因となり、

子育てや生活などの家族としての機能がうまくいっていない状態を意味します。

 

また、機能不全家族の程度は家庭により異なると思います。

 

機能不全家族状態にある、親から子へ何が受け継がれていくのか。

 

もちろん機能不全家族であっても、

そこに流れている健全な愛情も親から子へ受け継がれているでしょう。

 

けれどもそうでない場合、不健全な愛情、愛情という名の痛み、傷。

それらも愛だと誤解され、そうとは知らずに次の世代へ手渡している可能性があります。

 

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★「愛という名の傷や痛み」はどのようにして受け継がれていくのでしょうか??

 

普段の何気ないコミュニケーション、躾や教育等、

子どもと対応している時の様々な場面の中で、様々な形で、

親や大人達の無意識なところで、それはなされていると思うのです。

 

子どもと対応している大人は、無意識であるが故に、

自分が行っていることが、目の前の子どもにどんな影響を与えているのか

気が付いていません。

 

むしろそれは、子どもの為に必要であるからだと、

なんのためらいもなく、日常的に行われている可能性が高いのです。

 

★なぜ大人は自分の行いで、子どもが傷ついていることに、気が付かないのか?

 

それは、親自身も同じように、

上の世代からの傷を無意識に受けとってきているからなのですね。

 

例えそれが異常な状態だとしても、

その家族にとっては普通の日常のことだとしたら、

大人も子どもも、その異常さには気づきにくいでしょう。

 

何故なら手渡している大人も、受け取っている子どもも無意識な為、

それが自分にとって、NO!であること、痛みであることに気付いていない。

だから、我が子が自分の行いによって、傷ついていることがわからない。

場合によっては、自分の行いを正当化することもあるでしょう。

その為に、我が子の痛みに寄り添い、適切に保護することができない。

 

なぜなら、その大人(親自身)も、

未だに自分が傷ついたままの状態であることに、

気が付いていないからなんですね。

親自身も、体は大人になったけれど、

心は傷ついた子どものままなのですね。

世代間連鎖は

「無意識に行われている。だから起こっている事実、真実に気が付きにくい」

ということが、一つポイントだなと思うのです。

その為に、「痛み」は誰にも気づかれることなく、世代間を渡り続けていくのですね。

 

受け取った痛みや傷は、どんな風に人生に影響を与えるのだろう??

 

私の感覚や経験でいうと、漠然とした生きにくさ。違和感。不安感。孤独や焦り・・。

体の不調、疲れやすさ、イライラ・・。モヤモヤ・・。

社会への不調和。

なんだかわからないんだけど、不安なんだよ。

というような感覚をいつもまとっているような感じでした。

 

何かおかしいな!?なんなんだろう!?

思い当たることもあるのだけど、はっきりしない。釈然としない。

 

私が無意識に受け取ってきた傷や痛みは、

「トラウマ」とも呼ばれるものであり、

気づけば私の現実に、何だかはっきりしない霧のような形でベールを覆って、

本来の自分との間に違和感や隔たりを与え続けていたのだと思います。

 

また、個々のトラウマがある程度集合した時に、

不登校などの今日の社会問題の核にもなっているように感じています。

 

インナーチャイルドワークというセラピーに出会い、

それらの感覚の核の部分に触れるレッスンを通して、

一つ一つ、その感覚が作られた原因と、私自身という存在は全く別なのだ、

という仕分けの作業を通して、曖昧だった自分自身という輪郭を取り戻している。

今もそのトレーニングの最中です。

 

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私がこの「世代間連鎖」という言葉を初めて知ったのは、今から20年程前。

心理カウンセリングを受けていた時に、

当時のカウンセラーが教えてくれました。

 

「家族の負の遺産は、世代間連鎖する。

下の代にいけばいくほど、その色は濃くなって表れてくる。

だけれど、そこに気づいた代から、その連鎖を止めることができるんだよ。

そこに気づいた人にしか、それはできないんだよ。」

 

当時20代にさしかかったばかりで、

まだまだ自分の子ども達に出会う何年も前の話ですが、

その内容がとても心に響いて、

「もう、私の代で止めなければいけない!!

こんな辛さを自分の子ども達に引き継がせてはいけない!!」

 

そんな風に強く思ったことを、今でも時々思い出すことがあります。

 

 

(世代間連鎖を止めれらるのはあなた次第)

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上の画像は、generational trauma(トラウマの世代間連鎖)につてい

わかりやすく表されているなと思います。

 

何かにつけて、「できないやつだな」というメッセージを受け取りながら育った1代目目は、2代目にもそのようなメッセージを様々な形で発信します。

それを無意識に受け取り続けて育った2代目は、

「だから自分はやってもやっても十分ではないんだ。」

と自分を追い込みながら必死にがんばります。

3代目である息子に対して、

「どんなにやったて、じゅうぶんに満ち足りることはない。

お前はいつも何か不足している。」

そんな何代も前から引き渡され続けたメッセージを受け取りながら育った3代目は

ある時、自分の生きづらさに気づきます。

そして、自分の成育歴の中で、

どんなものを「愛」として受け取ってきたのか、その誤解に気づきます。

 

自分が本当に求めていたものに気がつき触れられた時、

自分自身にも、4代目の自分の息子にも伝えていく言葉は、

「stupid」でもなく、

「not good enough」でもなく

「I love you」だったことに気づき理解するのです。

 

私自身も気づけば、自分の子供たちに、私自身の傷や痛みを受け渡してしまったな、

と気づいて、後からハッとすることが何度もあります。

やはり、無意識でやっているのですね。

 

だからこそ、これからこのことに関して、

私の人生の中で取り組んでいきたいことでもあり、

自分自身の課題としても、やはり地道にプロセスしていきたいと思います。

 

本日も読んでいただきありがとうございました(^^)

 

次回は「あなたは、私自身。だからなんだよ。」

を書いていきたいと思います(^-^)

 

痛みへの保護と和解。そしてその痛みが教えてくれたこと

こんにちは。

今日は前回の続きを綴っていきたいと思います。

 

当時の自分の痛みの感情をリアルに感じた時、

痛みを抱えている自分が、もう、すぐそばにいるかのように感じるのと同時に、

その子の痛みを理解して汲み取っている自分がいるのも感じていました。

 

あぁ、あなたはこんなに痛かったんだね。

これは、本当に痛いことだったね。

痛くて当然だよ。

こんなに傷ついていたんだね。

こんなに悲しくて、やるせなくて、辛い思いをしていたんだね。

そんなに色んな感情が一気に押し寄せれば、何がなんだかわからなくなって

心はぐちゃぐちゃになっちゃうよね。

それはそうだと思うよ。

あなたが感じていること全部、本当にそうだと思うよ。

そう感じることは全然おかしなことではないよ。

 

本当に気づかなくてごめんね。

あなたを一人、あの時のあの場所に置いてきてしまってごめんね。

と言って、痛んでいる私を引き寄せぎゅーーっとハグをしてくれるのです。

 

愛しているよ。

あなたのその痛みも、涙も、悲しみも、怒りも

全部、全部、丸ごと、愛しているよ。

あなたのその全てを、私は愛しているんだよ。

 

そんな風に蓋をしてきた痛みを理解してもらって、

まるごと受け止めて保護してもらえたと実感した時、

「あぁ・・。やっと、やっとわかってもらえた・・・。」

と傷ついた私は涙と共に深く安堵するのです。

そして、そんな初めての安らぎに包まれながら、

力がふーっと抜けて眠くなってしまったのでした。

 

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その翌日、再びチャイルドに会いにいきました。

 

私自身も感情が抜けて良く眠れたので、すっきりしていました。

 

チャイルドも安心したのか、調子が良さそうです。

なぜなら、そのチャイルドは私自身だからなんですね(^^)

 

そして、私自身(チャイルド)に伝えます。

 

今日はあなたに大切なお話があるから来たんだよ。

 

お母さんとの間で起こった出来事はとっても残念なことだった。

あなたの気持ちを適切に汲み取ってもらえなかったことも、

お母さんとの間で、あなたが受けた痛みに気づいてもらえず、

適切に保護してもらえなかったことも残念なことだったね。

 

お母さんは自分の気持ちを抑えられなくて、自分でもどうしようもなくなると、

あなたに、あぁすること(叩く等)しかできなかったんだね。

そういうやり方しか知らかったんだね。

 

お母さんは、かつて大人からそういうやり方を学んできたんだね。

自分の愛する者との間で、何か問題が起こった時には

相手の境界線を踏み越えて、そういうやり方(叩く等)で愛するのだと。

それが愛なのだと。

 

だけれど、それは本当の愛ではないんだよ。

それ(叩く等)は痛みなんだよ。

お母さんが幼い頃受け取ってきた傷であり、痛みなんだよ。

 

あなたが感じたその「痛み」は、

お母さん自身が受け取ってきたものでもあったんだね。

 

これまではお母さんの痛みとあなた(私自身)は一体化していたかもしれないけれど、

あなた(私自身)はあなたであって、痛みとは別のものなんだよ。

 

だから、もうこの痛みから離れていいんだよ。

お母さんのやり方から、離れていいんだよ。

 

この痛みから離れることは、お母さんと離れることではなくて、

あなた自身(私自身)に戻ること。

お母さんの痛みから離れても、

あなたがお母さんの娘であることは、これまで通り何も変わらないんだよ。

 

その時私は、あぁ、そうだったのか。と理解し、

呼吸がそれまでよりも、ぐっと深くなったことを覚えています。

 

そして理解したのです。

「母自身が、痛みや傷を抱えて声を上げているチャイルドだということを。」

 

母自身も無意識のうちに、

上の代の人達の痛みや傷を受け取りながら育ってきた人だったのですね。

それは誰が良いでも悪いでもなく、責める責められるでもなく、

「ただ、そういうことだったのだ・・。」

という、そこに起こった事実を理解する。静かに受け止める。

そんな感覚もありました。

 

そこに気づいたときに、また一つ私の呼吸は深まったのでした。

 

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ここで言っている、痛みや傷(恥の意識)は「世代間連鎖」するとも言われています。

次回はその辺りについて綴っていこうと思います。

 

では、本日もありがとうございました(^_^)/~

私があの時の感情を取り戻したとき

今日は前回の続きを綴っていきたいと思います。

 

あの時の感情を取り戻すってなんだろう??

 

これまでの私のインナーチャイルドワークの経験の中から、

印象に残っている体験の一つを書いていこうと思います。

 

それは現在学んでいるチャクラ心理学での、講義を動画で見ている時のことでした。

 

「境界線」についての内容を語られている時でした。

 

自身の境界線が適切に守られず、

侵入を受けながら傷ついて成長した大人が親になった時、

自分の子どもにも、同じように彼らの境界線を易々と超えて

知らぬ間に傷つけている。

 

それは、人が成長していく過程で「私が私」として認識しながら生きてく土台にもなる

「健全な自我」が育まれていくことに傷をつけてしまうことにも繋がっていく。

それはしつけという名の精神的虐待でもあるのだと。

 

境界線にはいくつか種類があるのですが、

その中でも「感情的境界線」「身体的境界線」が侵されていたのだという、

そこにまつわる過去の出来事が急に思い出されたのでした。

 

徐々に呼吸は早くなり、感情が溢れてきそうな感覚がやってきました。

講義の動画を見続けるのが難しくなってきた為、

一度パソコンを閉じて、呼吸を整え、溢れてきそうな感情(チャイルド)に

フォーカスしました。

 

小さな女の子でした。

母に駄々をこねていたのだと思います。

堪忍袋の緒が切れ、自分の感情をどうすることもできなく、

パニック状態になった母は私の体を叩きました。

女の子(私自身)は「ごめんなさい。」と泣きながら

何度も謝って許しを請うていたのです。

そして部屋の隅っこで膝を抱えて泣いていたのでした。

 

そして思い出したのです。

 

私はあの時、痛かった。

叩かれて体も痛かった。

心も痛かった。

許してくださいではなくて、もうヤメテ!って言いたかったんだ。

悲しいし、苦しいし、怒っていたんだ。

 

その出来事をを追体験するかのようにリアルに思い出した時、

涙と共に一気に感情が流れ出したのでした。

 

同時に自分自身に何が起こっていたのかを、

初めて「認知」したのでした。

 

これまで抑えていた蓋が外れ、現実を見た。感じた。

起こっていた事実を知った、という感じでした。

 

というのも、当時幼い私がこの痛みを感じ続けることは

とても痛すぎて、危険なことだったと思うのです。

なので自分自身を守る手段(防衛)として、ほどほど程度の思い出にして、

残りには蓋をし、実際に私の中で起こっていた事実を

曖昧にしていたのだと思うのです。

 

そして時が流れ、そんな出来事もあったよね。

という位にまでとどめておくことができたものの、

蓋のすきまからは、静かにガスは漏れ、

私の意識には及ばないところに、作用を始めていたのです。

 

それらが「トラウマ」と呼ばれるもので、

そのトラウマによって、なんとかこれまで生きてこれた人たちを

「トラウマサバイバー」と知ったのは、この数年のことでした。

 

そして一生懸命トラウマに蓋をしている時は、

いや、私にはそんなことはない!

あの出来事は私にとって、大したことではない!

考え方を変えればなんとかなる!

いつまでもそんな子どもじみたことを言っていても、先に進めない!

私はトラウマサバイバーなんかじゃない!認めたくない!

と、主張したくなる感覚も同時にあったことを思い出すのです( ̄▽ ̄;)

 

臭い物には蓋をする・・ということですね(^^;)

 

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この言葉を私自身に贈りたいと思います ^^) _旦~~

 

そしてもし、このブログを見て下さっている方で、自分にもあてはまるかも!?

と思われる方がいらしたら、

その方にもこのメッセージを贈らせていただきたいと思います。

 

次回は、「痛みへの保護と和解。そしてその痛みが教えてくれたこと」を

綴っていきたいと思います。

 

今回もお読みいただきありがとうございます。

それでは~~(^_^)/~

アートセラピー体験

こんにちは。

 

前回のブログにまつわる私の体験を綴っていく予定でしたが、

予定を変更して(笑)、昨日体験したアートセラピーについてを

今日は書いていこうと思います^^

 

昨日は、逗子市でフリースペース「おかえり」を運営されていて、

インナーチャイルドワークを学ぶお仲間でもある、かちゆみこさん主催の
「うちかふぇオンライン」で、
アートセラピーを体験してきました。
 
アートを使ったセラピーは、知ってはいたけれど、私はこれまで経験したことがなかったのです。
 
なぜだろう?!🤔と思った時に、
絵を描くのは苦手だから….。
絵を描くのは下手だから…。
めんどくさいな…。
なんか、やだな、恥ずかしいな。
 
みたいな罪悪感があって、
きっと選ぶことがなかったのだろうと思います。
 
それが、チャクラの構造やその働きと心理学を融合したチャクラ心理学を学び始め、
その中で色を使ったワークを体験する中で、
「色」による心身の体感覚の変化を感じる経験がありました。

 

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その経験もあったおかげで、
今回のアートセラピーには躊躇なく体験したいと思い、申込んでいました😊
 
実はこの数日、私はある出来事に、
恐怖で落ち込んでいる時が続いていました。
久しぶりに震える位な強烈な恐怖感でした。
 
その感覚を感じるたびに、
がたがた震えて、お腹から下がスコーンと力が抜けてしまうような恐怖があるんだな、
という自覚と共にそこに対して、
共感しながらギューと抱きしめるのが、この数日間の精いっぱいできる自分へのサポートでした。
 
そして昨日。
 
みんなでゆみこさんのガイドを聞きながら、
身体と心の感覚(フェルトセンス)を感じる瞑想をしたあと、
3つの輪の心の構造を基に
思い思いの色を使って、絵や言葉を塗ったり描いたりしていきました。
 
今回感じている恐怖感は、心の3つの円の一番外側の属するものです。
 
この外側の円が、安心で守られているイメージでピンクや黄色で縁どっていきました。
そして、ピンク色のハートで心全体を包み込み、外側の円の中にある震えている恐怖心、
それを含む、私の中の罪悪感達へ言葉を送りました。
 
震えるほどの恐怖心に、すーーと入っていくのが感じられ、
緊張と責め立てられるような恐怖心は、
初めて「安心感」というものに触れ、
驚きとともに、その中に包まれる心地よさをビクビクしながらも体感しているようでした。
 
そして、もうここに留まらなくてもいいのだと理解し始め、その緊張感や恐怖心は「安心感」の中で、
ゆるゆると解け始めたのを感じたのでした。
 

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ゆるゆるとその恐怖心が解け始めたのと同時に、
私の心の中にはスペースが広がりました。
そのスペースの中で、今回の出来事を通して観え始めてきたこともありました。

・家族との繋がり。
・夫(パートナーシップ)との関係。
・この出来事を共に共有した相手との中に見える共通点。
 
今回私が恐怖を感じた出来事と、これらのことは直接的な関係はありません。
だけれど、この出来事をきっかけにして、
この罪悪感を紐解いていくと、するすると自然に糸が繋がっていくのです。
 
この糸は解け始めたばかりなので、またここからの私のプロセスで
観えてきたり、感じたり、また何かに繋がっていったりするでしょう。
暫くケアを続けて見守りながら過ごしていきたいと思っています。
 
アートを通して目では見えない心の中を、目に見える形で観察して捉えることが、
自分自身のケアへにも繋がるのですね。
 
そして自分への愛を取り戻す手立てにもなるのですね。
 
最後に参加者の方々と、お互いの絵を見ながらシェアをして終了しました。
 
それぞれの生きているオリジナルな世界観も拝見できて、興味深かったです。
 
とても良い経験でした😊💖💖
 
 
これからも、うちカフェオンラインでのアートセラピーは、継続して開催されるそうなので、
ご自身の心模様を観たい、感じたい、ケアしたい方にはお勧めですよ😊
 
男性も女性も。
 
子育てされてるお母さんや、お父さん。
自分の心を見つめながら、お子さんと向き合っていく、1つの手立てにもなるように感じています🍀
 
では次回は、前回の私の体験を綴っていこうと思います~^^
 

くすぶっていた感情を取り戻す・思い出すこと

お久しぶりです。

ブログを書こうとしたら、PCが不調気味。

思い切って新しいPCに変えました。

サクサク動いてくれるので、気持ちが良いです^^

 

さてさて、今回の「くすぶっていた感情を取り戻す」

 

ん!? それってどんなこと?って思われるかもしれません。

 

過去のあの時の感情を取り戻すことは、

これまでの私のインナーチャイルドワークのプロセスの中でも、

これからの私のプロセスにおいても、

とても大事なことの一つだな、と思うのです。

 

それは過去に固執するということではなく、

当時の感情を感じ、思い出し、対話していくことで、

これまで、自分は何を信念として握りしめていたのかを理解して、

過去と和解をし、過去を過去のものにし、

これから先を豊かに生きていく、ということに繋がる、

とても大事なプロセスなのだと実感しています。

 

↓それは、まさにこんな図のイメージ

 

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私は毎回このプロセスを経て、

チャイルドの癒しとともに、気づきや理解が自然と湧いてくるのを感じています。

それは頑張ってするという感じではなく、

時が来た時に本当に自然に繋がってくる。

そんな感覚でもあります。

 

なんだかイライラする。 モヤモヤする。

いつもどこかに漠然とした不安な感覚(違和感・不快感)がある。

いつも同じ行動や感情のパターンを繰り返す。 etc …

 

そんな時、自分ではまだ認知できていないことが、

どこか奥底でくすぶっているのかもしれません。 

 

「私はここにいるんだよ!

 あの時のことはまだ終わってないんだよ!

  私をなかったことにしないでよ!

 私の本当の気持ちに気づいてよ! 」

 

その時々にやってくる様々な感覚や内側の声をキャッチしたら、

それは自分自身の癒しのプロセスのスタートなのだとも思います。

 

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↑(なんだか、モヤモヤ~モヤモヤ~。

ウワ~ン・・どうしてこうなるの~~( ノД`)シクシク…

あ・・でも待って。

あれ?私のモヤモヤの原因(チャイルド)はここにありそう。

うんうん。そうだったんだね。

あぁ、あの時そんな風に思っていたんだね。

あの時の出来事から、そんなことを受け取って、

そのやり方を自分の生きる糧にしたいたんだね。

その方法しか知らなかったんだね。

それは苦しかったね。

ごめんね。気づかなくて。

これからは、その方法を使わなくても大丈夫。

これからは一緒に、もっと安心できる方法を学んでいこうね。)

図上のイメージも、

自分のチャイルド(感情)との和解のプロセスが解りやすく

表されています。

 

次回はそんな私の実体験を綴ってみようと思います。

 

それでは~~^^

セラピーって!?

インナーチャイルドセラピーのドアをノックした私が最初に取り組みたかったこと。

 

それは、とにかく混沌と溢れかえった内側を整理すること。

 

個人セッションを1年3か月かけて行いました。

 

最初はとにかく喋る、喋る、喋る。

 

何に困り、何に不安で、何が悲しいのか・・・。

自分が混乱している為、要点がつかめず、

とにかく感じること、思うことをセラピストに知って欲しくて、伝えたくて、わかって欲しくて、思いつくままに喋る。

その為、セッションの時間が大幅に伸びてしまうこともありました。

 

↓それは、まさにこういう状態だったのですね ( ̄∇ ̄;)汗汗

 

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でもきっと、それだけ必死でもあったのだと思います。

何だかはっきりとわからないけれど、私辛いんです。困ってるんです。

でも、知りたいんです。理解したいんです。

なぜ、長い間このような状況だったのか。

その問題の核に触れたいのです。

でもその方法がわからないのです。

 

当時の私はそんなことを伝えたかったのではないかと、今は理解しています。

と同時に、この時は必死だったね。よくやってきたね。

と、もがいていた自分に伝えたいです。

 

セッションでは毎回長年抱えていた違和感や、

当時感じていた行き詰りをテーマに、

インナーチャイルドワークを通して、

その核に触れていく感覚を掴む実践のトレーニングを受けていたのだと思います。

 

違和感や行き詰まりの感情(アダルトチャイルド)に触れ、対話が進んだ後に、

じわーっと涙がでることもあれば、

泣き崩れるようなこともありました。

やっとやっと、表に表すことができた・・・。

ホッとするような感覚。

 

時には、その違和感やいき詰まりの根本にあった誤解が解けた時も、

そうだったのか・・・。

そいうことだったのか・・・。と

新たな気づきと共に、ホッと涙を流すこともありました。

 

それらは幼いころ、大人に適切な形で保護されず、

しっかりと感じきれず、

内側でずっとくすぶり、抑圧し続けていた

感情(チャイルド)だったのです。

 

悲しかったんだよ。

悔しかったんだよ。

怒っているんだよ。

嫌だったんだよ。

 

そうなんだね。そうだったんだね。そんなことがあったんだね。

それはとても残念なことだったね。

ママが聞いているよ。

思い切り出していいよ。我慢しなくていいよ。

泣いてもいいよ。怒ってもいいよ

ママが聞いているよ。

 

長い時間、自分でもそんな気持ちがあったことすら忘れ、

置き去りにしてきた感情(アダルトチャイルド)に

身体の感覚を通して(フェルトセンス)耳を澄ませ、

一つ一つ救い上げて、感じて、誤解を解いて、事実を認知していく作業が、

「セラピー」なのだと、これまで体験、学んだことを思い返して、実感しています。

 

また、それらの感情(アダルトチャイルド)が安心して出てこれるように、

自分自身が自分自身の親となって、受け止めサポートできるよう、

自分自身の器を育てていくことが

とても重要だということも、日々のワークを通しても感じています。

 

 

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この図はまさに、セラピーの様子について上手に表現されているな~と感じます

 自分自身の混沌としたものを一つ一つ救い上げ、それが何なのか明確にしていく作業。

 

 そしてセラピーを受けるにあたって、受ける側の意識についても、

大事だな思うことがあります。

 

それについて、これまで学んできた中でとても心に残っているメモがあります。

 

「私を100パーセント理解してもらうことはできない、

という前提で私が私を理解する、というところに

鏡としていてもらうのがセラピストである」

 

この言葉を 聞いた時、ハッ!!として、

急いでノートに書き留めたことを覚えています。

 

私は誤解していたなと。

誰の為のセッション、セラピーだったのかと。

私はここで、何の為に、何を受け取りたいのかと。

 

セッションで、目の前にいるセラピストに自分の人生を委ねることではいということ。

 

「私が私を知る」為に目の前にセラピストに鏡としていてもらうことが、

セラピーであり、セッションの目的であるのだということ。

 

甘えたくなったり、答えを教えてもらいたくなったり、

セラピストにもたれかかりたくなる時もあるかもしれません。

私自身にもあてはまります。

セラピストは自分のお世話をしてくれるお母さんではないということ。

その状況である間は、自分の人生の舵を自分が握ることはできないのだと、

自分事として感じています。

 

その時々の状況によっては、難しい時もあるかもしれません。

私自身、これからも同じことを無意識で繰り返す中で、

でもその度に、この理解を落とし込んでいきたいと思っています。

その為にも、やはり意識的でありたいと思います。

 

今日はこのへんで。

ありがとうございました(*^^*)

 

また次回~~。

 

 

 

 

はじめまして

こんにちは。

 

現在7歳と1歳の男の子の育児をしているトモです。

今は主婦をしています。

 

私は現在インナーチャイルドというセラピーを通して、

自分自身との和解、癒しのプロセスを歩んでいます。

 

これまでの私のプロセスや、

現在進行中の中でやってきた気づき等を、

これからも記録としても綴っていこうと思っています。

またそれらが、必要な方の参考になることがあれば幸いです。

 

簡単に自己紹介(*^^*)

私自身がアロマトリートメントを受けるのが好きで、

エッセンシャルオイルやアロマについて、また身体や心について学び、

サロンや整形外科でアロマトリートメントの施術を経験しました。

音楽を聴くこと(結構色んなジャンルを聞いてます)

歌うこと、ピアノを弾くことも子どもの頃から好きです。 

 

そんな私は今から3年前、長男の意志表示がだんとだんと出始めた頃、

そこにどう対応していいのかと頭を抱えていました。

それと同時に私自身の感情も揺さぶられ、

内側からでくる様々な感覚(感情)に対応できず息詰まりを感じていました。

 

そんな時、以前から登録していた知り合いの方のメルマガに目が留まりました。

 

その方が主催している

ハートエデュケーションセンター

インナーチャイルドセラピーについて。

ハートエデュケーションセンターの代表であり、

セラピストIshaの深い癒しや気づきのプロセス。

それらを読み進めていくうちに、

私が今、抱えている困難さ。

今迄に抱えてきた困難さ。生きづらさ。

内側から溢れてくる様々な感覚。

これが私の中のインナーチャイルドではないのだろうか・・・!?

だとしたら、もう見逃せない。

 

そんな疑問と確信のようなものと共に、数年ぶりにIshaに連絡を取り、

インナーチャイルドセラピーの扉をノックしました。

 

そして私は、自分のインナーチャイルドとの和解と癒しのプロセスに入ります。

 

この続きは次回へ・・。

 

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今も私のインナーチャイルドとの和解のプロセスは続いています。

そして、これからも続いていきます。

 

 

どうぞ宜しくお願いします(*^^*)